院試生活のあらまし(機械力学・振動工学編)
さて今回は,機械力学(機構学・振動工学)編.
院試科目の中で,私が一番手を焼いたのが,機械力学です.
最初に断っておきますが,正直マトモに対策していませんでした(内容が高度すぎて半ば捨てていた).
東工大の過去問を見てみますと,
例年機構学から1問,振動工学から1問の計2問が出題されています.
機構学からは,2リンク機構の問題がよく出題されていますので,要対策です.行列を用いた計算がほぼ必須のため,線形代数の勉強も忘れずに.det計算なんかは一瞬でできるようにしておいたほうがいいでしょう.
また,「特異点」等の用語説明問題も出題されたことがあるため,用語とその意味もチェックしておきましょう.
一方振動工学は,バネマス系の振動を扱う問題が多いです.最初に運動方程式を書かせ,振幅や固有振動数を計算させる,という流れになっています.
振動が苦手な人(主にワタシ)でも,運動方程式くらいは書けるようにしておきましょう.部分点が貰えるかもしれないし…ね.
使用した教材としては,いつものJSME.
いつもの通り,ざっと一読→過去問周回プレイ,の流れです.
「こんなの楽勝だ!」という人は,4力精選
でもやってみるといいでしょう.ただしこの本,誤植がかなり多いので注意しよう.
誤植訂正wikiなるものがあるとかないとか…